街中や公園でウォーキングをする人をよく見かけるようになりました。
ウォーキングは手軽にできる運動として人気があり、健康面やダイエットに良い効果をもたらします。
ただし、ウォーキングには正しい歩き方があることはご存知ですか。
正しい方法を知らないと効果が半減してしまいます。今回は正しいウォーキングについて解説します。
正しい歩き方
まずは歩く姿勢を覚えましょう。正しい姿勢の作り方は壁に背筋を伸ばし頭、背中、お尻、ふくらはぎをくっつけます。
このとき、壁と腰の間にすき間が大きいと腰が反っている可能性があります。理想は手のひらが入るくらいのすき間です。
お腹をひっこめて、お尻に力を入れると正しい姿勢になります。
そのため最初は辛いかもしれません。
次に歩く動作ですが、かかと、指の付け根、足の指を地面につけるよう意識します。
足の指が浮いている状態の人が意外に多いため、足の指を意識するといいでしょう。
歩幅はなるべく大きく、スピードは速めに。初心者だとケガをしてしまう恐れもあるので無理をせずにいきましょう。
腕は振ったほうがリズムは出てきます。歩くスピードもアップして、運動効果も狙えます。
腕を振るときは肘を90度に曲げてこぶしを握ります。力を入れる必要はありません。
腕を振ることに意識しすぎると肩に力が入ってしまうので、リラックスして行いましょう。
最後に呼吸ですが、ウォーキングは有酸素運動なので心肺機能の強化が期待できます。
呼吸は吐くことを意識してください。割合で言えば吸うを1、吐くのを2という具合です。
慣れるまで大変ですが、慣れるとウォーキングが楽になるでしょう。
ウォーキングで効果が出るまでの期間
ウォーキングには脂肪燃焼のダイエット効果、ストレス解消など多くの効果を期待できます。
では、この効果を実感できるのはどのくらいの期間が必要でしょうか。
効果は毎日の運動量(歩く距離、時間)、体質と個人差があります。そのため、毎日ウォーキングをしても効果が出てくるのは人それぞれです。
目安としては早い人で1ヵ月、遅くても3ヵ月で効果が現れます。
ウォーキングの脂肪効果は正しい歩き方を行う必要があり、知っておかないと効果を期待できません。
ウォーキングは運動の基本になる「歩く」という行為ですが、消費されるカロリーは本格的なスポーツと比べると効果が小さく時間がかかります。
そのため、ウォーキングの効果を高めるには正しい歩き方が大切です。
脂肪燃焼効果にストレス解消にもなるウォーキングを毎日実践することをおすすめします。